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林の中に家

大阪から長野八ヶ岳山麓へ広い土地を求めて移住を計画、長野県諏訪郡原村 木造2階建て 一部柱脚コンクリートブロック造 延床105.25㎡

敷地を訪ねたのは、諏訪の原村 2.000㎡ほどの広い敷地だった。この敷地をどのように生かし計画するか。移住で、新しい暮らしに求めたもの、それは、畑づくり、野良作業の手作りの小屋、動物を飼う、水場をつくる、パン窯やたき火の炉と野外調理場など。それらを小道でつないで、それぞれに適した場のゾーンづくり計画。そこに全体利用計画をすると、家と子供の小さな家とデッキをふさわしい配置がみえてくる。春のはじまりをつげる雪解けの流れに水場、それを取り囲むように自生の野の花がひろがるように。大阪の都会暮らしから、自然の中に暮らしを求め、それを実現するためにその思いを、絵にしてみました。思いと絵を共有することでスタート。私達を訪ねて二年後 、竣工したのは、まわりが白銀に包まれた日、母屋と子供の部屋とを結ぶデッキ、薪ストーブの新しい暮らしが始まる、子供の家の屋根には、風見の鯨が風にくるくるとまわっていた。原村への移住を果たし、絵に描いた将来をイメージする、、、。

 

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