暮らしのデザイン
わが家は、竣工して、すぐ庭にミツバアケビとイツツバアケビ、そしてムベ(アケビ科)の苗木を植えました。アケビの木陰は、家の計画にしっかりと結ついています。春、かんざしのようにゆれ、かわいい花を咲かせてくれます。初夏には小さな実をつけ、秋が深まると、薄紫の淡い色合いで大きくふくらみます。10月には、ざらんこ、ざらんこと、風にゆれ、移りゆく季節を楽しませてくれます。何よりも暑い夏には、木の葉をゆらし、すずやかな木陰をつくってくれます。あけびの実が薄紫色に淡く色づくころ、一枚一枚葉を落とし、冬あたたかな陽射しを透し、陽だまりをつくってくれるのです。
我が家の浴室、洗面、トイレの一室天井はトーメイガラスで、青空が広がります。その上にアケビ棚をつくり、見上げつつ暮らしています。山里の四季を楽しむための工夫、暮らしのデザインです。



















